バスの豆知識-長期休車の際に増える車両故障
長期間の休車による車両故障を未然に防ぐには?
アイドリングだけではダメ!?(´・ω・`)
急激な観光バスの需要低下に伴う長期間の休車が
続いております。
このような状況下でどのような車両メンテナンス
をされているでしょうか。
急な運行で故障が見つかる…なんて事も。
3ヶ月点検はもちろんですが、ちょっとしたことで
車両故障を未然に防ぐ事が可能です。
高年式車は要注意
高年式車両は特に注意が必要です。
アイドリングもせず放置しただけで電気系統(センサー類)の故障が頻発する事もございます。
排ガス浄化装置付マフラーのつまり
DPRやDPD、DPF等の排ガス浄化装置付マフラーを搭載している車両は注意が必要です。
アイドリングのみでは内部のススが焼き切れず排ガス浄化装置を再生する事が出来なくなります。
これが原因でエンジンチェックランプも点灯。
最悪の場合ASSY交換を余儀なくされることも…
ご注意ください。
エアコンコンプレッサーやオルタネーターも要注意!
エアコンコンプレッサーも長期間使用しないとマグネットクラッチの固着やコンプレッサー内部のオイル下がりによる焼き付きなどの故障を引き起こします。
アイドリング時にはエアコンを作動させる事をオススメ致します。
オルタネーターも雨水や湿気による錆でプーリーが固着するなど不具合が発生する事もございます。
バッテリー上り
長期間使用しない場合はバッテリーのターミナルを外す事である程度はバッテリー上りを防ぐ事が可能です。
簡単な予防方法とは
簡単な予防方法とはこれら故障の予防方法の一つとして、アイドリング + 定期的に車両を走らせる事が重要です。
マフラーのつまりも、走行させることで内部のススが抜け正常な状態に。
当社の販売車両も定期的に
アイドリング + 走行(一般道&高速道路)をしております。
万が一の故障の際は当社にご連絡ください。